金剛心、敬慕の心、高貴なる心、それは我々の菩提心の根本から発現している眩しいエネルギーの塊である。
絶対に対称化できないものに強く敬慕の想いを発したとき、我々本来の本質を剥き出しにすることができるはずだ。
それは概念化不可能な心の煌めきであり、我々がすぐに手を伸ばせば届くところにそれはある。
それに触れ続けること、これ以外に我々に為すべき事など無い。
今この世を去ろうとする人々も高貴の心に回帰せよ。
生きたバルドの世界を雄々しく生きている転生活仏のみなみなに告げる。
縁無き衆生を救済する活動をせよ。概念に穢されない高貴な心をつかみ取るのだ。
そこに人生の大きな意味と存在理由があるのだから。