占いの問題点は、占う立場の見解が正しく入っていないと何の真実も顕わにすることはない。占いとは玄中の妙であり、奥深い洞察によって構築されているのだ。
一般の多くの人々が占いに対する認識が甘いのは、我々専門家だけが問題ではなく、占う立場に立たされた当事者にも問題があるといえよう。
占い以前に真実を何も見ようとしない人々にとって占いとはとても気薄なツールに成り下がってしまうだろう。その占者の観察眼によってある部分しか観ようとしないからだ。すべての多様性の中で普遍かつ唯一のものを悟ったときそれこそが占いの極意であり、そこまで自らの意識を高める必要があるのだ。それなくしては占いは単なる文字の羅列にしか過ぎないであろう。インクのシミに過ぎない占いに何の意味を見出せるであろうか。
ある占いをちゃんと認識しようとしない人々は、それをみようとも理解しようともしていない現実にただただ唖然とするだけだ。彼らは天の法則も宇宙の法則も何も見ようとせず、自らの狭い見解の中で占いというものを狭く区切っている。
そのような世界で占いがブレイクするはずはなく、思い込みがただ激しい人々の文字の戯れに過ぎない。空である何もない空間に価値を見出せるかどうかは、当人の純粋な如意宝珠しだいなのだ。
まず精神を穏やかにして緊張を解きほぐしていく必要がある。頑な心を柔軟にしていくべきだ。
妄念の業風の中で駆り立てられて煩悩に支配されている人々を占いによっても救い出すことはできない。亡者は自らを亡者にしたてているのだから。
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2010年1月22日 (金)
占いの問題点
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