チベットオーラ占い(阿藤大昇のゾクチェンの教え=ATOizm)
チベットオーラ占いは、ダーキニーの灌頂によって誕生した広大な空間(虚空蔵)よりやって来た密意の埋蔵経典であり、筆者の研究や学術によって生まれたものではありません。それは清浄なヴィジョンに目覚めた者にしか受信できないもので、それは自ずから広大な空間に遍在していたあるがままで完成した占いであり、教誡でもあったのです。
我々のオーラの源泉(土台・法性と法身)は、ゾクチェンといって不可分で、清浄で、透明なオーラ(輝き)を常に発しています。
我々の自性(報身)は、太陽や月のように絶対に汚されることなく常に清浄であります。
我々は化身としてオーラが個体性(運命)をもって光や灯りのように現れるとき、過去世のカルマの薫習からなる気質や人相や色、文化圏の風習、政治、宗教等に制約を受けてしまいます。
しかし、そこから自らの本質(仏の三身)に回帰することがATOizmが説くゾクチェンの教えであり、あらゆる限界や制約を乗り超えて自らが虹のオーラのように輝く(身体や手のひらが虹のようにオーラに包まれる)悟りに向かうことこそが阿藤大昇が説こうする求道であり、修道でもあるのです。(すべての顕現はすべてゾクチェンに帰一すると阿刀田達磨は説く。)
ゾクチェンの教えでは、グル・デバ・ダーキニーの三宝が解脱をもたらすと考えており、この解脱に向かう為のグル(導師)とその法を守る不可視の存在の護法尊とダーキニーは、空間のような存在で、ゾクチェンの教えはダーキニーの心髄を極めることによって我々の存在をこの空間へと融合させる虹の身体の悟りであります。
ウォーム・アー・フームのマントラは、脳の憤怒尊、喉のダーキニー、心臓の寂静尊を覚醒させ発動するキーワードとなっているのです。
筆者の守り本尊は、不動明王(大吉祥マハーヘールカ)で、護法尊は毘沙門天と託枳尼天であります。それはチベットオーラ占いによっても導き出せるものだったのです。
筆者の活動はまさしく平安時代中期の陰陽師だった安部晴明に似ていることに最近気づいたのです。それはダーキニーより授けられたダビデの護符(タクドル)に関係しているようです。
(安部晴明は、平安時代中期の陰陽師で、大陸伝来の陰陽道を使って、人の運勢や吉凶・天変地異を占う呪術者で、強い霊力で都を荒らす魔物を退治したと言われています。眞如堂本尊脇立ノ不動明王ハ 安部晴明ノ念持佛ナリ『閻魔大王蘇生金印傳』より)
筆者の用いる五術六大課の運命学のルーツは、どうも中国の文殊菩薩とその明妃だった弁財天からであるとグル・パドマサンバヴァの伝記『ペマカタン』に書かれております。
数の意味
数 色 機能 象徴 文化圏 対称神
5 緑色 理性 象・牛 イスラム教文化圏 アラー
4 黄色 本能 獅子 仏教系文化圏 仏
2 赤色 感情 人間 キリスト教系文化圏 神の光
6 青色 知性 鷲 イスラエル系文化圏 ヤハウェー(八幡神社のルーツ)
数の表裏(曼陀羅の世界の意味)
主尊 明妃 方位 明王・四天王
陽 陰
5 土台・中心・普賢父母菩薩 中央 不動明王(五大)
4 9 大日如来と虚空界自在母 北 戌亥 多聞天王
2 7 阿閃如来と仏眼母 東 辰巳 持国天王
6 1 阿弥陀如来と白衣母 南 丑寅 増長天王
3 8 不空成就如来と三摩耶多羅母(文殊菩薩と弁財天)西 未申 広目天王
数の性質
性質 智慧 煩悩 修行体験
赤色9・1・2 明快 努力 いかり 光明
黄色3・4・5 単純 勇気 むさぼり 大楽
青色6・7・8 矛盾なし 智恵 愚痴(無知) 無分別
煩悩
煩悩 六道 如来 乗り物 智慧
9・1・2 怒り 地獄 阿閃如来 象 大円鏡智
3・4・5 貪欲 餓鬼 大日如来 獅子 法界体性智
6・7・8 無知 畜生 阿弥陀如来 孔雀 妙観察智
2・4・6 自尊心 人間 宝生如来 馬 平等性智
3・5・7 嫉妬 阿修羅 不空成就 金翅鳥 成所作智
1・8・9 執着 天 大日如来 獅子 法界体性智
©Atodaisyo Printed in Japan 2010