再リターンマッチ
ここ2000年を前後を起点に10数年間に渡って無謀なる聖戦的求道とも呼べる外道を含めた修道の啓蒙活動は盛んに行われた。
しかし、今その自然淘汰が白日のものとなってきた。
嘘をつき続けた外道教団は、解脱詐欺を認めた。
今世において解脱は不可能だと。
ある教団に所属していたある人は、その教団の秘法をすべて試し尽くしてみたが一時も救われることがなかった。(それがその人のカルマだったと言ってしまえば、その責任から逃れられると想ったのか?。君らの為したカルマの負債は顕然とこの世に明らかとなった。脅しではなくもう逃げ場はないのだよ。事実からは。その被害者はみな霊媒体質となって、昔でいったら狐憑きの状態となっている。それは現実の生活に支障を来した一種の精神障害で病んでいる状態である。これは『ダキニの護符』によってある程度解除可能だ。)
いじればいじるほど穢れていく水のように。放っておけば自然に水は清浄になっていくもの。
その人の場合は、その教団と拘わったがために自らの寿命、つまり、死期を速めたといってよいだろう。
なにひとつ、真実のリアリティーを見ることができなかった両者の悲劇。
訴えようにも死して何の供養も施されない哀れな姿。
本当はその両者とも同じ苦しみの境涯にあったのではないか?、つまり、餓鬼に。
根本は、本当のグル・デバ・ダキニを見極められなかったあなた方にその責任がある。
いつまでも責任を人のせいにしていてはダメだ。(魔境教団の被害者は、それを認めず、未だに不平不満や何の菩提心も慈悲にも目覚めなった悲劇の末路に住している。)
自らが責任を、その汚された不条理を、そのカルマの負債を晴らすこと、そこに菩提心と慈悲があるのではないか?。
なぜ誰も立ち上がろうとしないのか?。(欺瞞の渦中にいる人々や哀れな宿縁を断ち切れないでいる哀れな人々へ。)
自らの断罪と限界を認めることだ。
そこが滅びと再生のターンニングポイントなる。
真実に出合うことは、こんなにもハードルが高いのか?。
しかし、それを乗り越えて来ることを待ち望んでいる。
真実のグルとはそういうものであり、必ずやあなたに微笑みかける。
それが真実の慈悲というものだ。
だからこそ、懺悔し、改心し、浄化を果たすこと。
そこからがすべてにおける出発点なのだから。